けっこう長生きした。スターリンに粛正されずこれだけ生き延びたとは、さすがはとてもエライ「戦略家」である。ゲオルギー・ジューコフ - Wikipedia: "ゲオルギー・コンスタンチノヴィチ・ジューコフ(ロシア語:Георгий Константинович Жуков,英語:Georgy Konstantinovich Zhukov, 1896年12月1日 - 1974年6月18日)は、ソビエト連邦の軍人、政治家。第二次世界大戦期を通じてソ連で最も活躍した軍人の一人で、ソ連邦元帥まで昇進した。
ノモンハン事件。ジューコフは、十分な戦力を準備し、1939年8月20日より関東軍に対する反撃を指揮した。自動車化された砲兵と歩兵の支援のもと、2個戦車旅団が戦線の両翼を進撃するという大胆な機動を行って日本の第6軍を包囲し、1個師団を全滅させるなどの大打撃を与えた。2週間の内に関東軍は撤退し、その後、国境線はソ連・モンゴルの主張通り確定された。
この戦闘におけるソ連側の損害も決して少なくなかった。ただ、ソ連の戦術は、基本的に数の圧倒的優位で勝利を狙うもので、その勝利の基準は損害の寡多ではなく、戦闘課題を達成できたかどうかである。ソ連軍は圧倒的な人的物量を誇っていたので、死傷者数はほとんど問題にならなかった。"
半藤一利によれば、ノモンハン事件の後、ジューコフはスターリンに次のような報告を行ったよし:
5/11 Today ノモンハン事件(1939)……ジューコフの“あっぱれな正答”: "日本軍の下士官兵は頑強で勇敢であり、青年将校は狂信的な頑強さで戦うが、高級将校は無能である。"
当時の日本軍の強みと弱みをよく見抜いている。さて、いまでもこれが言えるのか。ちょっと心配。
7 件のコメント:
現代ニッポンもジューコフのやり方で行くべき。一番余っているものを惜しげもなく大量に費消して「勝つ」のだ。
一番ニッポンで余っているものはなんだろう? お役人の数かな。
専業主婦もでしょう。
おっ、当たりですね。膨大な数の専業主婦を、如何にして一銭五厘の召集令状で戦列に動員するか、これがニッポンの将来の鍵を握りますね。
違います。
専業主婦よりも役人よりもずっと余っていて働いていないもの、費消しても惜しくないものがあります。
正解は老人です。
確かに余ってはいるけれど「賞味期限切れ」だから費消のしようがないですよ。どうします、Xさん?
初めまして。こんばんは。比較的近所に住んでおります道楽ねすみのフランツといいます。
大分時間が経ってからのコメントですみません。
ジューコフ元帥は、ノモンハン事件後独ソ戦で大活躍し、スターリングラード大攻防戦、クルスクの戦いでも勝利を収め、さらにベルリンを陥落させ、ソ連側のドイツ占領軍最高司令官にまでなっていますね。
ジューコフ元帥は伝説的な英雄となり、今でもモスクワのどこかに騎馬像があるはずです。
フランツさん、はじめまして。ご近所の方ですか。東京は暑いですね〜。こんな過酷な環境でいじめられている東京都民頑張れ!いよいよ都議会選挙ですね。でも中選挙区制だから、悪い奴でもちゃんと当選するのでつまらない。
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